臨時の校長会で教職員の不祥事根絶のための研修を実施 静岡県教育委員会
相次ぐ教職員の不祥事を受け、静岡県教育委員会は臨時の校長会を開き、不祥事根絶のための研修を行いました。
26日午前開かれた臨時校長会には県内の県立学校や市立高校の校長ら114人が出席しました。
池上重弘教育長が去年4月に就任して以降、県教委は教職員の懲戒処分を18件出しています。
このうちわいせつ行為や体罰、不適切な言動が9件と半数を占めています。
26日の校長会では池上教育長からガイドラインを年内に作成するなど不祥事根絶に向けた方針が示されました。
また校長向けの研修も行われ先日、第三者調査委員会が認定した静岡西高校女子バスケットボール部顧問による生徒への体罰についての説明もありました。
池上重弘教育長:
「教職員一人一人が、自分事として捉えていくような、小グループでの意見交換や振り返り、こういったものに基づく新たな認識をしっかりとみんなが共有する。そういった機会を6月7月で各学校に持っていただきたい」
校長は26日の研修を踏まえ、今後各学校で教職員を対象にした研修を行うということです。