信用金庫職員の横領 支店担当者が解約理由などを確認せず 顧客の口座からおよそ4200万円を横領した疑いで元支店長代理の男が逮捕・送検

 顧客の預金を横領した疑いで、静清信用金庫の元支店長代理の男が逮捕・送検された事件で、預金の払戻金を受け取る際、支店担当者が解約理由などを確認していなかったことがわかりました。

 静清信用金庫元支店長代理の男(36)は、去年1月から12月にかけて、金利の高い定期預金への預け替えを装い顧客の口座からおよそ4200万円を横領した疑いで逮捕・送検されています。

 捜査関係者によりますと男が預金の払戻金を受け取る際、支店担当者は詳細な理由を聞いたり、顧客に電話などで直接確認していなかったということです。

 さらに、払戻された現金は支店の事務机の引き出しで、無施錠で管理していたことも判明。男は「会社では施錠し出金時にも職員が立ち会うと定められているが、いちいち施錠していないし誰も立ち会わなかったので簡単に出金できた」と話しているということです。

 男は同じ手口で別の顧客も騙していて6月17日に詐欺で逮捕。7月8日に業務上横領の罪で起訴されています。男は警察の調べに対し容疑を認めています。

 静清信用金庫は男があわせて1億8200万円を着服したとして、警察に相談していて、警察は男が信用金庫の管理不足の隙を突いて横領を繰り返していたとみて、余罪も含めて捜査を続けています。

静清信用金庫
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