冷凍カツオ窃盗事件の第三者委員会が始動 年内を目安に調査報告を 静岡・焼津漁協

静岡県の焼津漁港で起きた冷凍カツオの一連の窃盗事件を受け、焼津漁協が設置した第三者委員会の初めての会合が開かれました。

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冷凍カツオ窃盗事件の第三者委員会が始動 年内を目安に調査報告を 静岡・焼津漁協

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 焼津漁協は窃盗事件の事実調査をするため、弁護士や大学教授などからなる第三者委員会を設置。午後、1回目となる会議が開かれました。会議では一連の事件の概要の説明があり、委員長に前田俊房弁護士が選出されたということです。

焼津漁協 
橋ケ谷長生 組合長:「今までは組合のための再発防止委員会という恰好だったんですけど、この委員会は被害にあわれた漁業者の立場を尊重して調査していただくというような趣旨でお願いしました」

第三者委員会
前田俊房 弁護士:「いま理事長からもお話あったように、中立的な立場で調査を進めて行きたい。それだけです、はい」

 委員会は年内を目安に報告書をまとめ、焼津漁協の組合長に提出する方針です。
 冷凍カツオ窃盗事件では、これまでに漁協職員や水産加工会社社長らが逮捕、起訴されているほか、長崎県や新潟県の船会社が漁協に対し損害賠償を求める訴えを起こしています。