畝本検事総長が退任会見 改めて「袴田さんを犯人視したものではない」 袴田弁護団とは法廷闘争中
検察のトップである畝本直美検事総長が退任会見を開き、袴田事件の再審無罪を巡る談話について、「袴田さんを犯人視したものではない」と改めて主張しました。
畝本検事総長:「本日付で検事総長の職を辞し退官することになりました」
12日付で退任した検察のトップ、畝本検事総長。女性初の検事総長として、2024年7月に就任し、およそ2年の任期を務めました。在任中には、死刑判決を受けていた袴田巌さんが再審無罪となり、検察は高裁への控訴を断念しました。
一方でその際に畝本検事総長が出した「控訴して上級審の判断を仰ぐべき」とする談話が、袴田さんを犯人視し名誉棄損にあたるとして、袴田さんの弁護団が損害賠償などを求めています。12日の退任会見で、これについて問われた畝本検事総長は…
畝本検事総長:「控訴の判断プロセスを示したもので、袴田さんを犯人視しているものではない」
一方で退任を受け、袴田さんの弁護団も会見を開きました。
小川弁護士:「袴田事件に関してもこういう重大なえん罪事件が何で起きたかってことを全く真摯に検討してこなかった。何も変わらないまま退任される、せっかく検事総長という立場に立たれたのにも関わらず全く残念なことだと思っています」
弁護団と国の争いは口頭弁論が続いていて、次回は10月13日に予定されています。