花火大会クライマックス直前に響いた「悲鳴」 花火が観覧エリアに落ち5人がけが 観客は過去最多の26万人 静岡・伊東市

YouTube Video 花火大会クライマックス直前に響いた「悲鳴」 花火が観覧エリアに落ち5人がけが 観客は過去最多の26万人 静岡・伊東市
動画を再生

 静岡県伊東市の花火大会で、花火が観覧エリアに落下し、5人がけがをしました。今後も花火大会が控える中、市は原因究明を急ぐ方針です。

 会場に響いた驚きの悲鳴。見物客の人だかりの先で、煙が立ち上っています。事故があったのは、10日午後8時45分ごろ。伊東の夏の風物詩、「按針祭」海の花火大会がクライマックスへと差し掛かろうとした頃でした。

 伊東オレンジビーチの沖合から打ち上げられていた花火の一部が、砂浜沿いに設けられた観覧エリアに落下しました。映像を見ると、人だかりのたくさんの火花が落ちたあと、白い煙が立ち上っているのが分かります。伊東市や消防などによりますと、30代の夫婦と7歳の子どもの3人が、やけどをして病院で治療を受けたほか、2人が髪の毛や服が焦げる被害にあったということです。

近くで目撃した人:「直径1メートルまでいかないぐらいの花火の塊というか、それが風に乗って飛んできて、この辺で、皆さんご覧になっている。花火が爆ぜるような形でパーンと広がって」

 今年、節目の80回を迎えた「按針祭」。例年は1万発の打ち上げですが、今年は2万発と、大幅に増やして開催していました。魅力の一つは、間近で打ち上げられる迫力です。打ち上げ場所は海上およそ1キロにわたり、視界いっぱいに花火が上がります。

 観覧エリアに落下した花火は、「第3離岸堤」から打ち上げられたとみられ、海岸まではおよそ60メートル。けがをした家族がいたのは、ビーチの入り口付近という位置関係です。

近くで目撃した人:「例年、按針祭は花火の数が多いから、風の向きですすが飛んでくる時もある」

市長は…

 観覧エリアは、去年から変わっていないということです。過去最多26万人が訪れた、町の一大イベントで起きた事故。

伊東市の杉本憲也市長は…。

静岡・伊東市 杉本憲也市長:「あってはならない事故が発生したことを受けまして、私としても非常に重く受け止めております。現在、消防、警察、そして打ち上げた花火業者と原因の究明を行っているところです」

 伊東市では、この先も花火大会の開催が控えています。

伊東市 杉本憲也市長:「現時点において中止の決定はなされておりませんが、今回の事故の検証を受けて、今後の開催の可否についても適正に判断してまいりたいと考えております」

花火大会クライマックス直前に響いた「悲鳴」 花火が観覧エリアに落ち5人がけが 観客は過去最多の26万人 静岡・伊東市