台風15号への行政対応について静岡市の幹部職員らが意見交換 3月最終報告へ

去年大きな被害をもたらした台風15号の行政対応について、静岡市の幹部職員らが意見交換を行いました。

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台風15号への行政対応について静岡市の幹部職員らが意見交換 3月最終報告へ

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 15日午後静岡市の水防計画について審議する協議会が開かれ、新たに、高齢者施設が避難訓練を実施した場合、市への報告を義務づけることなどが盛り込まれました。

 また去年9月に発生した台風15号の行政対応の課題について、1月まとめられた中間報告をもとに、市の幹部職員や大学の准教授らが意見を交換しました。

 市は2006年から貯留施設の整備など浸水対策を行ってきましたが、台風15号の発生時に対策が完了していた市内27地区のうち22地区で浸水の被害がありました。

 これを受け新たな排水施設をつくるなど対策が必要だとする声が上がりました。
 
 市は今回出された意見について検討をし、来月末に出される最終報告に盛り込むとしています。