焼津市と掛川市が近畿日本ツーリストの担当者を刑事告訴 新型コロナワクチン接種コールセンター業務を巡り公金をだまし取られたとして
旅行大手の近畿日本ツーリストが自治体に業務委託料を過大請求していた問題で、焼津市と掛川市は18日当時の窓口担当者を刑事告訴しました。
近畿日本ツーリストをめぐっては、新型コロナワクチン接種のコールセンター業務などで86の自治体に最大14億7000万円の過大請求をしていたことが明らかになっていて、静岡県内では焼津市で4200万円余り、掛川市では2800万円余りの過大請求が確認されていました。
2つの市は18日近畿日本ツーリストの当時の窓口担当者が契約内容に違反し、公金をだまし取られたとして大阪府警に刑事告訴しました。
市側は、今後過大請求額の返還を求めるとしています。