静岡茶市場 1956年の開設以来最も早い新茶初取引 最高値は1キロ120万円

静岡市の静岡茶市場では新茶の初取引が行われました。1956年の開設以来最も早い初取引です。

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静岡茶市場 1956年の開設以来最も早い新茶初取引 最高値は1キロ120万円

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手締め「チャチャチャ♪」

 13日午前7時に取引が始まると、緑茶など合わせて34点約1000キロが入札にかけられました。

 買い手は茶葉の見た目や香りなどを実際に手に取って確認していました。

手打ち「パンパンパン」

 会場では取引が成立する度に手打ちの音が響きました。

 静岡茶市場によると、今年は気温が平年より高く降水量も安定していて、去年よりも早い摘採が予想されることから、1956年の静岡茶市場開設以来、最も早い初取引になったということです。

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 最高値は清水区の両河内地区で生産された「高嶺の香(たかねのはな)」で、機械もみでは史上最高額、1キロ120万円が付けられました。

高嶺の香を購入した和田長治商店 和田夏樹社長:
「いい仕入れができたと思う。納得してもらえる品質でないといけないし、それに見合った金額を付ける使命があると思っていたので、少し緊張した」

 静岡茶市場での初取引を皮切りに、県内の新茶取引は本格化し、4月下旬にかけてピークを迎えます。