災害時の避難場所や診療施設に活用 「レスキューホテル」運用の協定 静岡・掛川市

災害時の避難場所や簡易の診療施設として使える、移動式コンテナホテルの運用に関する協定を静岡県掛川市が県内では初めて結びました。

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災害時の避難場所や診療施設に活用 「レスキューホテル」運用の協定 静岡・掛川市

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 トラックで次々と運ばれるコンテナ。エアコンの室外機がついています。中にはベッドやユニットバス、電子レンジや冷蔵庫まで備え付けられています。
 千葉県に本社を置く株式会社デベロップが製造、運営を手掛け、普段はビジネスホテルとして使われています。移動可能なため、大規模災害時の一時避難場所や簡易の診療施設として近年注目され、レスキューホテルとも呼ばれています。

 実際おととし長崎県内に停泊したクルーズ船で新型コロナの感染が拡大した際、診療や医療従事者の休憩スペースとして利用されました。このホテルを災害時、被災者支援のためすぐに運んでもらえるよう、5日掛川市がデベロップと県内では初めて協定を結びました。

掛川市
久保田崇市長:「掛川市はエリアが南北に広いので、市内で移動も大変な中で移動式のホテルが駆け付けていただけるのはすごく心強い」

デベロップ
岡村健史社長:「私どもが持っている台数、1000台規模最大級運べるフォーメーションを取っているので皆さんの役に立てたらいい」