NHK大河ドラマ巡る観光活性化策…新市長は「縮小」 静岡・伊豆の国市
静岡県伊豆の国市役所では19日午前10時、新人の山下正行氏に当選証書が付与されました。
山下正行氏:「市民に一番近い自治体だから、市民の声をしっかり聴いて、自分でしっかりと責任をもって判断していきたい」
3選を目指した現職の小野登志子氏を、新人の山下氏がダブルスコアで破った今回の選挙。
争点の一つとなったのが来年放送されるNHKの大河ドラマをめぐる観光活性化政策です。ドラマ館の整備を推進した小野氏に対し、山下氏は規模の縮小を訴えていました。
有権者はどう判断したのでしょうか…。
60代男性(山下氏に投票):「一過性でしょ。他にやってほしいことはいっぱいある」
70代男性(山下氏に投票):「3億何千万も市の予算を使うと。
そうしたことにもう少し市民のことを考えたほうが良いのかなと私は思った」
70代女性(山下氏に投票):「それだけのお金があったら、もうちょっと違う使い方がまだまだあるんじゃないかと」
山下氏:「大河ドラマ館については、選挙の結果こういう差が出たということは、当初の計画が私は否定されたと思う」
Q.規模は縮小?
山下氏:「それはもちろん、そう思っています」