ミニ統一地方選…掛川、伊豆の国、袋井の3市で新市長誕生 西伊豆町は現職が再選 静岡県
新人5人が立候補…掛川市長選
新人5人が立候補した掛川市長選挙では、前副市長の久保田崇氏(44)が初当選しました。
久保田崇氏:「今回5人も候補者が出たということで、非常に市の中が分断されたようなこともあるかと思うが、選挙が終わったらノーサイド。しこりが残らないよう融和を図る、いずれにしてもここからが本当のスタート」
掛川市長選挙の投票率は65・19%で、前回に比べて0・65ポイント上回りました。
現職と新人の一騎打ち 伊豆の国市長選
伊豆の国市長選では新人で元農林水産省職員の山下正行氏(65)が、3期目を目指した現職の小野登志子氏(76)の2倍以上となる1万5945票を集めて初当選を果たしました。
山下正行氏:「やはり伊豆の国に新しい風を、ということで活動してきたが、風が大きくなって市政を変えるまでになった。多くの支援協力の賜物」
小野登志子氏:「次の世代を、時代を考えなければならないことを訴え続けてきたが、お耳に届かなかったのが非常に残念」
伊豆の国市長選挙の投票率は59・91%で、前回を1・4ポイント下回りました。
新人同士の一騎打ち 袋井市長選
新人同士の一騎打ちとなった袋井市長選挙は、元県議の大場規之氏(57)が豊田富士雄氏を破りました。
大場規之氏:「皆さんとともに若さ溢れる、そして活気溢れる、そしてまた笑顔溢れる袋井市にしてまいりたいと思います」
袋井市長選挙の投票率は56.95%で、前回より9.53ポイント低くなりました。
現職と新人の一騎打ち 西伊豆町長選
西伊豆町長選挙では、現職の星野浄晋氏(43)が、新人の山本智之氏を破り、2回目の当選を果たしました。
星野浄晋氏:「この4年間やってきた防災対策、そして古きよきものはそのまま残しつつも、新しいものを取り入れて高齢者から若者までが住みやすい街づくりを目指してきたことが評価されたと思う」
西伊豆町長選挙の投票率は78・21%で、前回より0・74ポイント高くなりました。