食料品の輸入増加…清水港の去年の輸入総額が過去最高に 輸出も3年ぶりに増加 静岡市
静岡市の清水港の去年1年間の輸入総額が過去最高を記録しました。
清水税関支所によりますと、清水港の去年1年間の輸出総額は2兆299億円で、前の年を20パーセント余り上回り、3年ぶりに増加しました。主な増加品目は車のエンジンなどの原動機が30パーセント余り増え、自動車の排ガスを減らす触媒などに使う無機化合物が3・3倍に、自動車部品が22パーセント伸びました。
一方、輸入総額は1兆854億円で、過去最高を記録しました。増加品目は「魚介類」や「有機化合物」などで、食料品などの輸入が増える一方で、原油の高騰も輸入額押し上げの一因になっています。