地域防災計画に「市町支援機動班」の設置を盛り込む 静岡県防災会議「県土の強じん化を推進」
地震や大雨などの総合的な防災対策を協議するための静岡県防災会議が開かれ、地域防災計画が修正されました。
20日の会議には川勝知事を議長に、国土交通省や経済産業省、電力やガスなどライフライン関連企業の担当者ら46人が参加しました。
会議では県の地域防災計画の中に、大規模な被害を受けた自治体を応急的に支援するため、県から派遣する「市町支援機動班」の設置が新たに盛り込まれました。
県では去年の台風15号と今年6月の台風2号ですでに派遣した実績があります。
また国の計画の改正に合わせて、災害が起きた際に ボランティア活動を円滑に行うことができるよう、環境整備を図ることも盛り込まれました。
川勝知事:
「風水害が激甚化頻発化している。今後の災害に備えるため引き続き防災対策の徹底を図るとともに、県土の強じん化を推進して参ります」