参院静岡補選告示  唯一の女性候補 鈴木千佳氏

共産党の鈴木千佳氏は静岡市葵区で第一声をあげました。

画像: 参院静岡補選告示  唯一の女性候補 鈴木千佳氏

共産党 鈴木千佳氏(50):「地方に対して自民党・公明党の政治は、いったいなにをやってきたのでしょうか。森友・加計、桜など、政治の私物化問題も一切説明しない。誰も責任をとらない。皆さん、岸田総理が、いくら新しさをアピールしても、この政治の反省なしに、そこに希望はありません。政権交代を実現し、新しい政治を、この願いをどうか、私、日本共産党の鈴木千佳に託してください」

鈴木氏は、自公政権における新型コロナ対策を批判し、医療体制の強化や保健所機能、検査体制の拡充を訴えています。今回の選挙戦では、唯一の女性候補です。

共産党 鈴木千佳氏(50):「コロナの危機が加わって、誰にも相談できず、追い詰められている女性がたくさんいる。男女の賃金差別を失くし、最低賃金を引きあげていくことこそ、ジェンダー平等社会の土台を作ります。私、鈴木千佳は女性の声、生活の声、声なき声を国会に届けてまいります。頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします」

昼ごろ、鈴木氏は静岡市の中心市街地で、再びマイクを握りました。

共産党 鈴木千佳氏(50):「市民と野党の共闘を前に進め、政権交代を実現するためにも、ぶれずに頑張る日本共産党の議席を増やすことが必要です。原発ゼロ、リニアストップ、何よりも命が大事とブレずにきっぱり言うことができる。南アルプスの自然を壊し、そして、大井川流域の62万人の命の水を奪うことは、絶対に許されません。リニア新幹線、最も時代遅れの事業ではないでしょうか」

応援に駆け付けた共産党副委員長の田村智子参院議員は、政権交代の必要性を主張しました。

共産党副委員長 田村智子参院議員:「皆さんの一票は、何よりも自民党政治を終わらせて、市民と野党の共闘で、政権交代を起こしていく確かな力になってまいります。きょう静岡に岸田新総理がいらっしゃるそうですけども、国会が非常に短くて、私にも質問の機会が与えられないまま解散するようです。岸田新総理の記者会見を聞いた限りでは、私は反省のかけらも見出すことはできませんでした。こんな政治を続けていたら、命と暮らしを守ることができない」

共産党 鈴木千佳氏(50):「参院補選という静岡選挙区の戦いだけでなく、政権選択の選挙に連動している戦いだということで、新しい日本をどう作っていくのか、そういう大きなところでも私たちの政策を訴えていきたい」