JR沼津駅の鉄道高架化事業巡り土地を強制収用 静岡県
JR沼津駅周辺の鉄道高架化事業をめぐり、静岡県は19日朝から土地の強制収用を行っています。
静岡県職員:「行政代執行法第2条により、代執行を行います」
午前8時30分、県職員の宣言で明け渡しに応じていない元地権者1人の土地の強制収用が始まりました。
藤井章人記者:「午前9時45分を過ぎたところです。行政代執行による土地の収用作業が行われています。現在はチェーンソーで、土地に残された木々の伐採が行われています」
鉄道高架化事業は、沼津市原地区に新しい貨物駅を整備する計画です。原地区では事業に反対する声が根強く、けさも反対派の市民約60人が集まっていました。作業はきょう中に終わる見通しです。