東静岡駅北口市有地をアリーナ誘致候補地に プロスポーツやコンサート会場として計画 利便性や採算性を評価 静岡市議会
静岡市が誘致を目指す民間主導のアリーナ施設について、市はJR東静岡駅北口の
市有地を候補地に決めたことを明らかにしました。
市有地を候補地に決めたことを明らかにしました。
開会中の市議会2月定例会で明らかにされ、8日の市議会総務委員会で改めて説明されました。候補地はJR東静岡駅北口にある現在スケートボード場として利用されている、およそ2.5ヘクタールの市有地です。市はこれまでに、プロスポーツやコンサート会場としてアリーナの誘致を目指し、市民文化会館を取り壊した跡地に建設する案を検討してきました。しかし、市の試算で採算が取れるとする8000席以上の規模が確保できないことが判明し、断念した経緯があります。
東静岡駅北口の市有地は交通アクセスの利便性が高く、運営や維持管理に採算性が見込めることや周辺への騒音問題にも対応できるとして、候補地に決めたということです。アリーナは最大1万席程度の規模を想定し、市は新年度予算案に調査費100万円を盛り込みました。市によりますと、現在のスケートボード場は当面運用が続けられる予定です。田辺信宏市長は「事業性も高めていき、市民の皆さんの期待に応えられるようなアリーナにしていきたい」とコメントしています。