伊豆西海岸への陸路寸断を想定…緊急支援物資を海から運ぶ訓練 着岸できるのは土肥港、松崎新港、下田港 静岡
自然災害で伊豆半島西海岸への陸路が寸断された想定で、海から緊急支援物資を運ぶ訓練が行われました。
訓練は静岡県や国土交通省、伊豆半島沿岸の自治体などが参加して行われました。静岡市の清水港で物資や車両を駿河湾フェリーに積み込んで出航。船はおよそ1時間半後に松崎新港に到着しました。
港では緊急支援の排水ポンプ車や衛星通信の中継車、照明車などが降ろされたほか、避難者に見立てた人員の輸送手順も確認されました。関係者によりますと、大型の船舶が着岸できる港は土肥港、松崎新港、下田港に限られ、これらは伊豆南部への支援に重要な港になるということです。