静岡県川勝知事 新年度初の幹部職員への訓示で南アルプスの環境を守る姿勢を強調
新年度初めてとなる静岡県の幹部職員らの会議が開かれ、川勝知事はリニア問題に関連して「南アルプスを守るのも国策だ」と述べました。
17日午前県庁で開かれた幹部職員会議には、局長級以上のおよそ110人が出席しました。
コロナ禍前は課長級以上の400人を超える職員が出席していましたが、今年は去年に続き規模を縮小して開催されました。
川勝知事は市長が代わる静岡市と浜松市との連携や「東アジア文化都市」の推進について訓示した後、リニア中央新幹線にも触れました。
川勝平太知事:
「国策でよくJR東海のリニアを言いますけれど、南アルプスは日本の国立公園ですからそれを守るのも国策です。命の惑星を育んでいる水や自然を大事にするのが将来への務めである」
川勝知事はこのように述べ、南アルプスの環境を守っていく姿勢を強調しました。