経営者の85%が「新型コロナの影響は1年以上続く」 静岡経済研究所がアンケート調査 静岡県
静岡県内の企業の経営者は、今年の景気について「改善方向にあるが、新型コロナの影響は長引く」との見方が多いことが分かりました。
静岡経済研究所は県内の企業経営者760人を対象に、アンケートを行い、323人から回答を得ました。今年の景気について、新型コロナで苦しんだ去年との比較を尋ねたところ、「良くなる」と答えた人が12.1%、「やや良くなる」と答えた人が41.5%でした。両者を合わせて全体の半数以上を占めていますが、「やや良くなる」と答えた人が多いことから、景気が改善する見通しは多いものの、持ち直しのテンポは緩やかになるとみられています。
一方で新型コロナの影響について尋ねると「今年中は影響が続く」が50.2%と半数を占め、「2~3年は影響が続く」「4年以上続く」を含めると85.2%の経営者が少なくとも今年中は影響が残るとみています。