酒井会頭「新しいビジネスモデルに軸足を…」 静岡商工会議所賀詞交歓会

静岡商工会議所の賀詞交歓会が5日、静岡市のグランシップで開かれました。今年は飲食店の利用喚起や、経済回復のため、コロナ対策をしたうえで、2年ぶりに飲食を伴う開催となりました。

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酒井会頭「新しいビジネスモデルに軸足を…」 静岡商工会議所賀詞交歓会

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 県内企業のトップが集まる新春恒例の賀詞交歓会。コロナ対策のため、例年は2時間行われるところ1時間15分に短縮され、開催されました。

 また、参加者もコロナ流行前だったおととしは、およそ1400人でしたが今年は500人ほどに制限されていて、ワクチンが2回接種されているか、3日以内のPCR検査で陰性となっていることが参加の条件となっています。

 祝辞を述べた川勝知事。県の経済活性化についてはー
静岡県
川勝平太知事:「ピンチはチャンスである、確かにチャンスと捉えてですね、明るく元気に富士山を見て、安心して幸せになるように幸せな地域を作っていこうではありませんか」

静岡市 
田辺信宏市長:「苦しいことを乗り越えた先には、必ず喜びがあるはずだ。そんな思いで今年1年を過ごしたいと思う。反転攻勢の1年にしたいと思っている」

 去年の賀詞交歓会では飲食の提供はありませんでしたが今年は飲食店の利用喚起や経済回復への機運を高めるため復活。「交流ゾーン」と「黙食ゾーン」にエリアが分けられ「黙食ゾーン」のみ飲食ができるようになりました。

 コロナの第6波が懸念される中、県内経済を回復させる起爆剤はあるのでしょうか。静岡商工会議所会頭の酒井公夫静岡鉄道会長は…。

静岡商工会議所
酒井公夫会頭:「恐らく国や県や市の、いろいろ助成制度がありますけど、あれが全部基本的にはやっぱり現状維持、あるいは元に戻るというスキームの中でやっているんですよね。それがおそらく、だんだんそちらじゃなくて新しい方にビジネスモデルを変える方向に軸足が変わっていくということになると思うんですよ。それが後押しになると言う起爆剤になってくるんじゃないかなと思っています」