GW期間中の新幹線利用者は去年の2.7倍 2018年の8割まで回復 JR東海
JR東海は9日、ゴールデンウィーク期間中の鉄道の利用状況を発表しました。新幹線の利用者は去年の2.7倍に増えました。
JR東海によりますと、ゴールデンウィーク期間4月28日から5月8日までの新幹線の利用者数はおよそ310万人で、行動制限のあった2021年と比べて2.7倍に増えました。新型コロナの影響がなかった2018年の利用者数の8割に達しました。利用者数のピークは、下りが4月29日で21万8800人、上りが5月5日で24万8100人でした。
また、静岡駅での自由席の乗車率が最も多かったのは、下りが3日午前9時7分発と午前10時7分発のひかりで110パーセント、上りが5日午後4時41分発のひかりで130パーセントでした。一方在来線特急の利用者数も去年の2.2倍となりました。
JR東海は増加の理由を「去年は行動制限があり、利用者が少なかったのが大きな要因」としています。