浜松市東区で見つかった野鳥の死骸から鳥インフルエンザの陽性反応 高病原性の恐れもあり警戒を呼び掛け
静岡県は浜松市東区で見つかった死んだ野鳥から、鳥インフルエンザの陽性反応が出たと発表しました。感染力や致死率の高い高病原性の可能性もあり警戒を呼び掛けています。
静岡県によりますと、7日浜松市東区でスズガモ1羽の死骸が見つかり検査したところ、鳥インフルエンザの陽性反応が確認されました。
これを受け、県は午前11時から緊急会議を開き、死骸が見つかった場所から半径10キロ圏内の「監視重点区域」の警戒を強化していることなどが報告されました。
致死率や感染力が高い「高病原性」の恐れもあり、現在遺伝子検査を進めていて、結果は13日にも判明するということです。
今月に入り県に隣接する愛知県豊橋市の養鶏場で、高病原性の鳥インフルエンザが確認され、湖西市の養鶏場の出荷が制限されるなどの影響が出ています。
仮に県内で高病原性が確認されると、県内では初めてとなり影響がさらに広がることから県は死んだ野鳥を見つけても触らないよう呼び掛けています。