【リニア新幹線③】期成同盟会は工事着手を前提? 川勝知事の答えは…

 そして、10日、川勝知事は、リニア新幹線について、大井川流域市町のトップとの意見交換会に臨みました。

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【リニア新幹線】期成同盟会は工事着手を前提? 川勝知事の答えは…

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期成同盟会は工事着手を前提? 川勝知事の答えは…

 話題の中心となったのは、期成同盟会への加盟について。流域市町から川勝知事に対し、期成同盟会への加盟は工事着工を前提としたものなのか、という質問があてられました。  それに対し、知事は。

川勝知事
「それは違いますと。ルートを前提にして、議論しているところですと。つまり工事ができるかどうかという、それが、議論されているのが今の段階で工事を前提にしているものではないと。これをはっきり共有していただいた。誤解があったということが分かった。」

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流域市町からは現実的な案で進めてほしいとの声も…島田市長「水資源が、水質が、水量が担保できれば流域の暮らしは守れる」

 一方、全量戻しの田代ダム案について、流域市町のトップからは、現実的な案として、進めて欲しいという意見が出ました。  これに対して川勝知事は…

川勝知事
「田代ダムのことについては、現実的な案だと思うのでこれは県としてもしっかり進めてほしいと。JR東海からまだ7月段階で具体的な戻し方について、ご説明いただいていないのでそれは戻していただけるということを希望しながら、ご提案を正面から歓迎して受け止めていきたいということで合意した。」  会議終了後、島田市の染谷市長は…

島田市染谷絹代市長 「流域は1番最初毎秒2tの水がなくなると言うことで、この問題大きくなったわけですよね。その毎秒2tの水がしっかりと大井川の水が返していただけるならば、方策がどんな方策であったって、水資源が、水質が、水量が担保できれば流域の暮らしは守れると私は思っています。」

 2年2カ月ぶりに開かれた、知事と大井川流域市町との意見交換会。

 今後は、より頻繁に会を開き、情報交換を密にしていくことで、合意しました。

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