401棟中337棟が「耐震性が不足」 静岡県が緊急搬送ルート沿いの「建物や住宅」を耐震診断
静岡県は大規模な地震に備え、緊急搬送ルート沿いにある「建物や住宅」の耐震診断結果を公表しました。401棟のうち337棟で耐震性が不足しているということです。
この耐震診断は、耐震改修促進法に基づいて県が計画しました。対象となるのは、県内で「緊急搬送ルートなどの道路沿い」にある1981年以前に建てられた「建物や住宅」など401棟です。
県によりますと、このうち震度6強から7の大規模な地震に対して「耐震性が不足している」と判断された建物は337棟あったということです。所有者から報告がないケースは1件でした。
診断結果は13日から県のホームページで公表されています。
県は耐震性が不足している建物の所有者に対して、耐震化の相談や専門家の派遣を行い、改修工事を進めていくということです。