浜岡原発1、2号機の解体作業1年延期 中部電力「全体の計画に影響はない」
中部電力は、廃炉計画が進む浜岡原子力発電所の1・2号機について、原子炉の解体作業の開始を1年延期すると発表しました。
浜岡原発では、2009年に1・2号機の運転を終了。廃炉計画を進めていて、2023年度にも原子炉の解体作業に着手する予定でした。これまで排気筒やタービンなど原子炉領域の周辺設備の解体を進めてきましたが、解体に伴う放射性廃棄物を効率的かつ安全に保管する方法を検討するため、1年の延期を決めたということです。
廃炉計画は、2036年度の完了を目指していて、中部電力は「全体の計画に影響はない」としています。