浜松市がウクライナ人難民を受け入れへ…市営住宅10軒確保 静岡県内で初 言語や就労の支援も
浜松市の鈴木康友市長はロシアの軍事侵攻によるウクライナ難民を市内で受け入れる方針を明らかにしました。受け入れの表明は県内初です。
浜松市
鈴木康友市長:「岸田首相がウクライナ難民の日本への受け入れを表明をいたしましたが、本市としてもウクライナ難民を受け入れる意思をしっかりと示し、居住を含む生活相談、法律相談から日本語学習、子どもたちの教育など包括的な支援に取り組んでまいります」
浜松市の鈴木市長は11日午後、緊急の会見を開きウクライナ難民を受け入れる方針を明らかにしました。受け入れの表明は県内の自治体で初めてです。市によりますと、すでに市営住宅を10軒確保していて、言語や就労支援も行うとしています。また、市民に向けては市の多文化共生センターにウクライナへの支援や難民受け入れに関する相談窓口を設置して対応します。市内には10人のウクライナ人がいて、現時点ではいずれも母国にいる家族の無事が確認できているということです。