静岡大と浜松医大の統合準備室の規模縮小へ…子ども家庭部移転の影響で 浜松市

 浜松市の中野祐介市長は、来年8月に予定している子ども家庭部移転の影響で、静岡大学と浜松医科大学の統合準備室の規模を縮小すると発表しました。

画像: 静岡大と浜松医大の統合準備室の規模縮小へ…子ども家庭部移転の影響で 浜松市

 浜松市は来年8月に、現在本庁の2階にある子ども家庭部をザザシティ浜松中央館5階に移転する方針を示しています。これに伴い、現在ザザシティ浜松中央館5階に拠点を構える浜松・浜名湖ツーリズムビューローも移転することになりますが、その移転先として、浜松医科大学と静岡大学が進める大学統合再編準備室の一部を使うことが決まったということです。

 統合準備室は、静岡大学と浜松医科大学の統合・再編の後押しを目的に、2020年3月から両大学に無償で提供されていますが、利用はごくわずかにとどまっていました。

 中野市長は「使用状況・頻度を元に一部を返却していただいても対応できると判断した。停滞している議論が今後活発化したら、改めて応援でいることで協力していきたい」としています。