静岡県内企業冬のボーナス前年比2.4パーセント増加する見通し 静岡経済研究所試算 

静岡県内県内企業のこの冬のボーナスは前年と比べて2・4パーセント増加する見通しであることが静岡経済研究所の試算でわかりました。

 静岡経済研究所が発表した県内の民間企業のこの冬のボーナスの予想では、支給額は1人当たり41万6000円で前年に比べて2.4パーセント増加する見込みです。

 従業員30人以上の企業は1人当たりの支給額が48万1400円で、前年より2.4パーセント増加。

 従業員29人以下の企業は1人当たりの支給額が28万7200円で、前年より2.0パーセント増える予想です。

 企業業績の改善や、物価高に伴う賃金上昇圧力の高まりが背景にあるとみられています。

 またコロナ禍を経て、個人消費が持ち直している中で、対人サービス業を中心に業績が改善しつつあるということです。

 静岡経済研究所は新型コロナの5類移行後初めて迎える年末年始では、外食やレジャーを中心に消費の押し上げが一定程度期待できると推測しています。