巴川の水位や氾濫域を予測するシステムの研究会 年度内に試験運用開始へ 静岡市

静岡市は巴川流域で災害が発生した際に、住民の早期避難につなげるシステムを構築するための研究会を開きました。

 27日初会合が行われた研究会には、静岡市の本田武志副市長ら幹部職員のほか、大学教授ら12人が出席しました。

 研究会では去年9月の台風15号で氾濫した巴川流域の水位や、氾濫域を予測するシステムの構築に向けて、課題を整理するほか、予測モデルについて検討するということです。

本田武志副市長:
「(予測)モデルの方向性については、了解を得ましたので、それを深く今度検討していくことになると思います」
 静岡市は来年2月に2回目の会合を開き年度内にシステムの試験運用を始める方針です。