静岡市長選 山田県議が立候補表明 自民党静岡支部は現職田辺市長支援一本化決める
来年春の静岡市長選に自民党の山田誠県議が正式に出馬を表明しました。一方、自民党静岡支部は4日緊急役員会を開き、現職の田辺市長支援で一本化することを決めました。
静岡市長選 山田県議が立候補表明 自民党静岡支部は現職田辺市長支援一本化決める
●山田誠県議:
「私は今の静岡市政を変えるために「強い静岡」そして「やさしい静岡」この2つをスローガンとして、来年4月の市長選に立候補することを決意した」

来年春の静岡市長選に立候補を表明したのは自民改革会議の山田誠県議(60)です。
静岡市葵区選出の山田県議は、現在5期目の60歳。
おととし県議会議長を務め自民党県連では総務会長や政調会長を歴任しました。
4日の会見で山田県議は「災害に強く子育てに優しい静岡を作りたい」と意気込みを語りました
自民党静岡支部は田辺市長支持で一本化へ

一方 自民党静岡支部は4日朝緊急で役員会を開き、支部として選挙にどう臨むか協議しました。
会議では1人の候補者を応援することでまとまり、静岡支部として田辺市長支援で一本化することが全会一致で決まったということです。
●自民党静岡市静岡支部 井上恒彌幹事長:
「自民党静岡支部は1人の候補者を応援するということで、皆さんよいかということで、一人の候補者を(応援することを)決めた。12年間やってきた田辺市長を推薦することが全会一致で決まった」
また、自民党清水支部の大村一雄支部長は「自民党として同一歩調をとりたい」という意向を示しつつ「全ての候補者が決まっていない段階で誰を支援するかは決められない」とコメントしています。
一方静岡支部は自民党の山田県議に対して今後何らかの対応をとることが決まったということです。
●自民党静岡市静岡支部 井上恒彌幹事長:
「山田県議も出馬するということになれば、当然きょう決まったことと違う行動になるということで、今後どういう扱いになるかという議論になってくる。1つにしたい自民党の票を少しでも割りたくないというのが本音で、皆さんの意見としてあった」

静岡市長選にはこの他前の副知事で県の難波喬司理事も立候補の意向を固めていて、近く正式に出馬表明する見通しです。