今年の静岡県内経済の行方は 晴れ? くもり? 雨? それとも嵐? 静岡商工会議所賀詞交歓会

「鏡開き」

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今年の静岡県内経済の行方は 晴れ? くもり? 雨? それとも 嵐? 静岡商工会議所賀詞交歓会

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 5日駿河区のグランシップで開かれた静岡商工会議所の「賀詞交歓会」。

 多くの県内企業のトップが参加しました。

 今年の県内経済の見通しは、「晴れ」、はたまた「雨」…?

 天気を使って、この1年を予測してもらいました。

静岡商工会議所 石川眞巳 専務理事: (基本曇り、晴れまたは雨)
「基本的には曇りなんでしょうけど、晴れる日もあれば、雨の日もあることで、非常に不確実で、先が見通せないと地域経済特に、外国の円安円高に左右されます。それによって、晴れる日もあれば雨の日もある。物価高、そういうことで非常に中小企業はじめ、苦しいような状況でございます。政府が昨年度補正予算で26兆円でしたっけ、経済政策もうっていただいていますしそういうところで底上げを期待しています」

はごろもフーズ 後藤康雄会長: (嵐)
「非常に乱れる要素がたくさんあって、ことしは見通しをたてるのが難しい。コロナの問題、ウクライナの問題、為替の問題、そのほかいろんな資源の問題、いろんなものが 錯綜している。どうなるか分からないような波乱の一年になるんじゃないかと思っています」

 一方で、期待を込めたこんな意見も…

静岡商工会議所 杉本浩利副会頭(静岡銀行顧問):(曇りのち晴れの文字)
「昨年末以来の物価高と地政学的リスクと国際情勢からみて非常におちつかない経済環境だと思うんですけど、原油も少し安くなってきてますし、為替も少し落ち着きを見せているので、これが落ち着きをみせて、物価が春夏以降落ち着いてくれば、日本の企業の業績は悪くないと思っているんで、段々晴れになっていただければなと思っております」

静岡鉄道 川井敏行社長 :(曇り時々雨→曇り時々晴れ)
「最初はやはり非常に厳しい状況が続くと思うんですけど、いよいよコロナとうまく折り合うようになって、少し経済が回るようになって、人流も段々徐々に復活してきて、手探りだけども日常を取り戻していって、曇り時々晴れになるのかなと期待も込めて、書かしていただきました」

静岡商工会議所 岸田裕之会頭/静岡ガス社長: (曇りのち晴れ)
「前半がちょっと曇りで、やっと経済が回り始めたのが去年の暮れからだと思っていますので、今年の前半はまだそれを回し始めていると、後半になってくると、コロナがどこまで落ち着くかという影響が大きいとは思いますが、経済は世界も含めて、まわってくのではないか。半分くらいは期待を込めて、考えています」

鈴与 鈴木与平会長 :(晴れ)
「静岡県は、輸出関係の産業が多いところですし、それから港もこのあと順調な動きをしてくと思いますし、サービス業のほうも今「富士ドリームエアラインズ」はだいたい7割くらいの回復ですけども このあと政府の「GO TO キャンペーン」が実施されれば、おそらく旅館はじめ、人の動きももっと盛んになるんじゃないか。大いに今年は期待していいんじゃないか」

「晴れ」や「嵐」…。2極化したこの1年の経済予測。

果たしてどうなるのでしょうか。