「男の子はお母さんに育てられる」誤解を招く発言だったとして「反省している」と語る 静岡・川勝知事
「男の子はお母さんに育てられる」。こうした発言をしたことについて、静岡県の川勝知事は26日の定例会見で誤解を招く発言だったとして「反省している」と話しました。
川勝知事:
「誤解を招く発言であったということは反省している」今年度最後となった26日の定例会見でも、川勝知事の発言について記者から質問が相次ぎました。
「男の子はお母さんに育てられる」
13日、磐田市を拠点として活動するサッカー女子なでしこリーグ1部の「静岡SSUボニータ」が知事を表敬訪問した際の発言です。
この「父子家庭の軽視」ともとられかねない発言について、川勝知事は改めて釈明しました。
川勝知事:
「子育ては両方でやるものですよね両親が。ですから優劣は何もないということで、サムライということの脈絡でレディサムライという言葉もありますよと。お母さんの役割も大きいと。お父さんも大きいという脈絡で申し上げた」
会見ではこんなやり取りも。
川勝知事:
「切り取りというのが問題だと思う」
記者
「今回の件に関しては切り取りではなく、表敬で知事がしゃべられた言葉全文を読んでもそうですし。そういうことではないんじゃないかなと。あの場で知事はしっかりご自身のお考えに基づいたうえで、そういう発言をされるべきだと思うので、誤解されるとこちらとしても本意ではないので言わせていただくが、それに関しては同意していただける?」
川勝知事
「わかりました。 ありがとうございます」