プロ野球新球団の創設めざし…静岡市が運営会社と協定 「スポーツ推進」「産業振興」などで連携

 清水庵原球場を本拠地とするプロ野球新球団の創設を目指す静岡市と企業が、地域活性化に向けた包括連携協定を結びました。

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プロ野球新球団の創設めざし…静岡市が運営会社と協定 「スポーツ推進」「産業振興」などで連携

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 静岡市と「地方創生の推進・地域活性化に向けた包括連携協定」を結んだのは、「ハヤテ223」です。7日、静岡市役所で田辺信宏市長と杉原行洋社長が協定書にサインしました。6日に設立された「ハヤテ223」は、都内で金融事業などを手掛ける「ハヤテグループ」の子会社で、本社を静岡市に置き球団を運営します。今後、両者は「スポーツ推進」や「産業振興」など6つの項目で連携していくということです。

静岡市 田辺信宏市長:「WBCの追い風もあって、子どたちが野球をやりたいなと今思っているに違いありません。そういったときに、この静岡でトップチームができる日本で13番目のプロ野球球団ができるということで、きょうは新しいスタートです」

ハヤテ223 杉原行洋社長:「静岡の皆さまのために、農業・水産業の振興はもちろん、見るスポーツ、するスポーツ、健康・教育さらには産業振興という意味では我々の強みも生かして、事業承継も含めて静岡の産業を守りたいという思いであります」

 静岡市のプロ野球新球団創設構想は、「ハヤテグループ」が清水庵原球場を本拠地にして、来年3月に「2軍リーグ」への参入を目指すものです。新球団の創設を推進している静岡市は今年度、新たにプロ野球球団創設推進室を設置しています。