リニア新幹線工事 静岡県内でのボーリング調査認める見解 県境を越えての調査「問題ない」
リニア新幹線工事に伴う水問題に関する静岡県の専門部会で、県内でのボーリング調査を認める見解が示されました。
JR東海が、5月20日から再開するとしている、山梨県内でのボーリング調査。
静岡県はこれまで、県境300メートル以内では調査を進めないよう求めていましたが、13日の専門部会では、JR東海が、県境300メートルに達して以降の対応を説明。
これに対し委員は、リスク管理や対策措置が確実に行われれば、県境を越えての調査は「問題ない」とする考えを示しました。
静岡県・森貴志副知事:
「大井川の利水協の合意を得るということは当然必要だと思うし、生物多様性の(専門部会の)先生の意見を聞いた上で結論を出すつもり。スケジュールで言えばなるべく速やかにです」