リニア新幹線工事の環境への影響を評価する静岡市の協議会 課題とされる47項目は46項目で終了または最終段階と静岡県とは異なる認識示す

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リニア新幹線工事の環境への影響を評価する静岡市の協議会で、難波市長は課題とされる47項目は46項目で終了、または最終段階にあると静岡県と違う認識を示しました。

 静岡県は水や生態系への影響など47項目の課題をJR東海に示していて、30項目で今後も議論が必要という認識を示しています。

 22日開かれたリニア工事の環境への影響を評価する静岡市の協議会で、難波喬司市長は県の47項目の懸念は、市の協議会ではすでに46項目が検討終了、または最終段階にあるとの認識を示しました。

 残る1項目はヒ素といった重金属を含む残土処理についてで、県とJR東海の協議の結果を待って見解を示すとしました。

 また22日は植生生物などへの影響はJR東海が代償措置を取ることなどを委員に示し、委員から大きな異論はありませんでした。

静岡市 難波喬司市長:
「大体何を詰めないといけないのか、それをどういう方法で詰めないといけないのかということは大体わかりましたので、あとはそこをしっかり詰めていくということ」

 難波市長は、議論は最終段階にあり、半年以内に結論を出したいとしました。