静岡市民文化会館の再整備事業 全館オープンは8カ月程度遅れる見込み 物価高騰で総事業費を上方修正

 静岡市の難波市長は、静岡市民文化会館の改修を含めた再整備事業で、市は総事業費の積算が低く入札不調に終わり、2028年4月としていた改修後の全館オープンが8カ月程度遅れることを明らかにしました。

 静岡市の難波市長は6月5日の定例会見で、静岡市民文化会館の再整備の総事業費123億7800万円が、物価高騰などの影響もあり、業者からの入札が0に終わり、その後の見直しで総事業費を150億7000万円に上方修正しました。

 工事の着工が後ろ倒しになることで、2027年4月としていた中ホールとロビー棟の再開が2028年1月下旬以降に、2028年4月としていた完全開館が2028年12月とそれぞれ8か月程度遅れることを明かしました。

 この結果約3年半にわたって市民文化会館が使用できなくなります。

難波喬司市長:
「本当に申し訳ないんですけれども、市民の文化活動の拠点になっているわけですね、それがこれだけ長い期間閉館というのは大きな影響があると思っています。いろんな他の施設に振り替えてお願いするしかない思っています」
 

静岡市役所
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