中野弘道焼津市長 静岡県に早期の原因究明求める要望書 大崩海岸の斜面崩落を受け

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 静岡市焼津市の大崩海岸で斜面が崩落したことを受け、焼津市が県に早期の原因究明などを求める要望を行いました。

 焼津市の大崩海岸では斜面が崩れ、2日夜から県道静岡焼津線の浜当目トンネルが全面通行止めとなっています。崩落の規模は高さおよそ90メートル、幅およそ170メートルに及ぶということですが、人的な被害や孤立集落は発生していないということです。

 これを受け焼津市の中野弘道市長は、県に対し早期に原因究明をし、通行止めを解除することなどを求める要望書を提出しました。

焼津市 中野弘道市長:
「市民生活に安定的な道路交通網というのは重要なのでしっかり対応をしていただけるようお願いをした
が、まだまだ長期にかかりそうなので心配なところ」

 トンネル内では4月、一部に亀裂が確認されていますが、崩落との因果関係はわかっていません。県は3日、ドローンで状況を調査し、今後、対策などについて検討するとしています。