化学工場周辺で「PFAS」が検出された問題 市民団体が公開質問状を提出へ 静岡市清水区
静岡市の化学工場周辺で有機フッ素化合物「PFAS」が検出された問題を受け、市民団体が過去の対応などを問う公開質問状を提出すると発表しました。
元従業員や医師でつくる市民団体は、6月工場側に住民説明会を求める申入書を提出。
工場側からは「正確かつ適切な情報を伝えるため、文書で回答したい」などと返事があったといい、団体は来週公開質問状を提出するということです。
質問状では2008年から2010年にかけて実施した社員の血液検査で、高い濃度が出た対象者への当時の対応などを尋ねるほか、引き続き話し合いの場を求めていくということです。
一方で、団体の聞間元医師は、PFASによる健康影響があるかないかを知るために市に、住民の血中濃度調査の必要性を訴えました。