来年度の静岡県予算編成を巡り巴川の河口水門の整備などを求める 難波市長が初めて鈴木知事に予算要望書を提出

静岡県の来年度の予算編成を巡り、静岡市の難波市長が鈴木知事に津波対策の早期整備などを要望しました。

 静岡市の難波喬司市長は静岡県の来年度の予算について、初めて鈴木知事に要望書を手渡しました。

 難波市長は地震による津波被害を防ぐため、巴川の河口水門の早期整備を求めました。

 鈴木知事は「清水港の整備と合わせてやっていくことが防災効果を発揮するので、関係者としっかり調整していく」と話しました。

 市は、およそ4000世帯の住居やおよそ600の事業所が浸水した場合の被害額は5400億円程度に上るとする一方、整備費用は90億円と試算しています。