静岡県内初!AI活用のトンネル点検 高精度のレーザースキャナーと18台のカメラを搭載 静岡・伊豆市

静岡県内初のAIを使ったトンネル点検が行われ、関係者や報道陣に公開されました。

 静岡県内で初めて活用される走行型画像計測車両は、高精度のレーザースキャナーや全周18台のビデオカメラが搭載されています。

 現場見学会は国や県・伊豆市の担当者およそ30人が参加し、国道136号・下船原トンネルで行われました。

 走行しながらトンネルの上部と左側を高精度レーザーと14台のカメラで連続撮影し、取得した画像からAIを活用してひび割れや水漏れなどを自動抽出。

 トンネル内の変形や原因の測定を行います。

 交通規制が不要で往復の走行でデータを取得するためコスト削減と効率化が図られ、工期の短縮や点検精度の向上が見込まれるということです。

 このAIを活用した点検は19日から1週間程度、伊豆半島28のトンネルで実施予定です。