台風10号の接近に伴い東海道新幹線の計画運転の可能性を示唆 JR東海丹羽俊介社長

JR東海の丹羽俊介社長は、来週接近するとみられる台風の影響について、状況に応じて東海道新幹線の計画運休を早期に発表する可能性を示唆しました。

JR東海・丹羽俊介社長:
「計画運休の実施の有無について、どの段階で判断をするのか、アナウンスをしていくのか、その前段階でその可能性についてある程度知らせていくのかは、ケースバイケースで考えていく」

 JR東海は、台風7号の接近に伴い16日の東海道新幹線の計画運休を、36時間前の14日午後6時に発表。

 これに対し、発表のタイミングが早すぎたのではないかと指摘する声が上がっていました。

JR東海・丹羽俊介社長:
「結果として東海道新幹線の影響が限定的であったかもしれないが、事前に想定されたリスク等を総合的に勘案して、今回このような判断をさせていただいた」

来週本州に近づくと予想される台風10号については。

JR東海・丹羽俊介社長:
「今のところでは火曜日、水曜日あたりで影響出てくるのではないかと聞いているが、これについても情報をしっかりと収集しながら対応を決めていきたい」

 JR東海は23日新幹線、在来線共に27日から28日にかけて計画運休や運転見合わせの可能性があると発表しました。