GABAの含有量が届け出より少ないことが判明 静岡県が業者に原因究明などを指示
機能性関与成分GABAが含まれると謳ったお茶が、届け出た含有量よりも実際は少なかったとして、静岡県が掛川市の業者に原因究明や再発防止を指示しました。
食品表示法違反として静岡県から指示を受けたのは、茶の加工や販売をしている掛川市の「静岡茶通信直販センター」です。
県によりますと、お茶のティーバッグ「GABAin緑茶」について、抽出後のお茶にGABA12・3ミリグラムが含まれると機能性表示食品として消費者庁に届け出ていたにも関わらず、実際はその量に満たない商品を、少なくとも1107人にあわせて4709袋販売していました。
今のところ健康被害などはないということです。県は業者に対し原因究明や再発防止策の実施を指示しました。