鈴木康友知事が静岡県選出国会議員に対して形成報告会 スタートアップ支援などを呼びかける
鈴木知事が就任後初めて静岡県内選出の国会議員に県政報告を行いました。鈴木カラーが盛り込まれた内容に、期待感を示す議員もいました。
久須美舞記者:
「午前10時55分です。衆院議員会館の会議室に鈴木知事が入ってきました」
15日東京・永田町を訪れた鈴木知事は、国の予算編成を前に静岡県内選出の国会議員に非公開で県政報告を行いました。
鈴木知事は、肝入りのスタートアップ支援や、公共ライドシェアの予算拡充と、人材育成支援を呼びかけました。
また、浜松市長時代から重点的に取り組んでいた多文化共生の推進については、基本法の策定やそれぞれの省庁の司令塔となる組織の設置を国に提案することが確認されました。
立憲・源馬謙太郎衆院議員:
「野党こそ出してよ、という話もいただいたので、そういった中で政策が前に進み、県政も前に進んでいくという一つの大きなきっかけになる」
一方、自民党の議員からは静岡工区が未着工となっているリニア問題を巡り、JR東海の姿勢が課題だと指摘する声が複数上がったということです。
井林辰憲衆院議員:
「地元に向き合う体制について、丁寧さが欠ける対応が、事業者としてみられるので、そこはしっかりやってもらいたいという意見が出ている」
鈴木知事:
「JR東海とは真摯(しんし)に対話を進めているので、こうした取り組みがスムーズに進むように、国等からもしっかりJR東海に意見を言っていただくとか、サポートしていただければありがたい」