静岡市葵区日向地区の不適切な盛り土 12月12日から行政代執行に着手 費用の4億5200万円は盛り土を造成した業者に請求方針 静岡県

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静岡県は静岡市葵区日向地区の不適切な盛り土について、12月12日から行政代執行に着手する方針を明らかにしました。

 静岡市葵区日向地区の不適切な盛り土を巡っては、静岡県と静岡市が10月、造成した業者に最後の督促となる戒告書を交付していました。

 しかし業者から期限までに復旧計画書が提出されなかったことなどから、県と市は29日業者に対し、代執行令書を通知しました。

 県などによりますと、工事は12月12日に着手し、2026年3月31日に完了させる予定です。

 代執行ではおよそ2万4000立法メートルの盛り土を敷地内で移動させて安定させるほか、森林法に基づき木を植えるということです。費用は4億5200万円を見込んでいて、県と市は全額盛り土を造成した業者に請求する方針です。