静岡県内の空き家の数は約30万戸で過去最多 空き家率も16.7%で過去最多 解体を上回るペースで空き家は増える

国が行った調査で、静岡県内の空き家の数が過去最多となったことがわかりました。

 この調査は国が5年ごとに実施していて、静岡県は県内の空き家の状況について、まとめたものを公表しました。
 
 その結果、総住宅数はおよそ177万戸で、5年前と比べて3.5%増加、総世帯数はおよそ149万世帯で、3.4%増加しました。

 単身世帯が増え、マンションやアパートなど共同住宅の需要が高まったことが要因とみられます。

 一方、空き家の数は約30万戸で、1万4000戸以上増え過去最多となりました。

 空き家率も16.7%と過去最多です。

 解体を上回るスピードで空き家の数が増えていて、解体費用に困り家主がいなくなった後も取り壊せない事例などが背景にあるということです。

静岡県庁
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