【リニア新幹線工事】静岡市の協議会が「ツバクロ」に残土を盛り土することを了承
リニア工事の環境への影響を議論する静岡市の協議会は残土置き場候補地の「ツバクロ」に盛り土することを了承しました。
静岡市の協議会は地震などが発生したとき、静岡市葵区のツバクロで盛り土した場合の安定性について、JR東海に再検討を求めていました。
これを受けてJR東海は、土との密着性に優れた素材の補強材を敷くことで盛り土を崩れにくくする案を示しました。
また工事で出た土を複数の場所に分散し、ツバクロへの搬入量を抑制することで盛り土を低くする案も示されました。
委員はこうした対策を受け入れ、ツバクロに盛り土することを了承しました。
難波喬司市:
「精緻なシミュレーション数値解析を行って、地震時に盛り土がどんな動きをするのかを確かめた上で対策を講じる」