【リニア新幹線工事】静岡県の専門部会で生物多様性に関する項目について議論 対話を必要とする28項目のうち5項目の対話完了

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 リニア工事に伴う南アルプスの生態系への影響を協議する静岡県の専門部会が開かれ、JR東海と県が大井川の水の濁りに関する管理基準値を定めました。

 会議では県がJR東海と対話を必要とする28の項目のうち、生物多様性に関する項目について議論しました。

 JR東海は、トンネル工事による湧水を大井川に放流した場合の水の濁りを示す管理基準値について、これまで定めていた数値より厳しく設定すると説明。生態系への影響を極力少なくするためで、委員らの意見を踏まえ濁水処理設備に加えて砂ろ過装置を導入して対応するということです。

 これについて委員の合意が得られ、県は対話を必要とする28項目のうち5項目を対話完了としました。