静岡市の日本平久能山スマートIC周辺の再整備事業 一時避難所となる公園整備など防災面に配慮して進める考え示す

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 静岡市は日本平久能山スマートIC周辺の再整備事業について、一時避難所となる公園整備など、防災面に配慮して進める考えを示しました。

●共産党市議団 寺尾昭議員:
「宮川・水上土地区画整備事業により、どのような開発を目指していくのか改めてお伺いする」

 18日の総括質問で共産党の寺尾昭議員は、久能山スマートIC周辺の宮川・水上地区についてどのような開発を目指すのか質しました。

●静岡市都市局 安本弘樹局長:
「高い交通利便性を活かし広域から人を呼び込むために、商業、食と農、スポーツ、エンターテインメント等の 施設を中心とした土地利用の誘導を図る」

 具体的な施設への言及はありませんでしたが、用途に応じてエリアを設定し、特性を活かしたまちづくりを進めていると答弁。また、防災対策として雨水を溜める調整池を12カ所設けるほか、災害時の一時的な避難所となる公園などを整備する方針を示しました。

 また、18日の本会議では埼玉県八潮市の道路陥没事故に関連し、水道管の老朽化問題に関して質疑がありました。

●公明党市議会 大石直樹議員:
「老朽化が進んでいる水道管や施設は数多くある。そこで水道管や施設の老朽化対策は今後どのように進めていくのか」

 これに対し、市は法定の耐用年数を超えた水道管はおよそ900キロメートルで全体の3割を超えると説明。今後は、一定の周期で更新する保全方法から劣化具合で判断する方法に切り替える方針を示しました。

 またAI技術などを活用して水道管の寿命の診断を進めていると答えました。