「給水車は外から来ない」「ドローンを活用」能登半島地震の教訓踏まえ地域防災計画を改定 静岡市

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給水車は外から来ない前提で・・・能登半島地震の教訓を踏まえて静岡市の地域防災計画が改定されました。

 市役所で開かれた会議には市の職員やインフラ事業者などおよそ50人が参加しました。

 去年の能登半島地震では孤立集落や大規模な断水の発生が相次ぎました。

 この経験を踏まえ、市の地域防災計画に孤立集落に物資を運ぶ手段としてドローンなどの活用を検討することや、給水車に頼らない応急給水体制を確保することなどが市の地域防災計画に盛り込まれました。

難波喬司市長:
「最悪の事態の想定と言いますけれども、給水車は外からは来ないということを前提に対策を取っていくことが大事だと思っています」

 また、地域防災計画の再編も話し合われ、水防計画を廃止して地域防災計画に一本化することや、富士山噴火に備えた火山対策を新たに盛り込むことが了承されました。