耐震シェルターの設置に伴う費用の補助金を上限25万円から40万円に拡充 静岡市
静岡市は7日、耐震シェルターの設置に伴う費用の補助金について、上限25万円から40万円に拡充すると 発表しました。
静岡市は大地震で倒壊する危険性が高い1981年5月以前に建てられた建築物を対象に、耐震対策補助事業を行っています。
市はこれまで耐震シェルターの設置にかかる費用の補助金について上限25万円としていましたが、40万円に拡充すると発表しました。
市では2010年以降、補助制度を使って耐震シェルターを設置したのは2024度末時点で31件で、補助額の拡大により普及の促進を図ります。
また、木造住宅耐震事業の補助制度について、建物の所有者が補助金を差し引いた工事費を事業者に支払い、後日市が事業者に補助金分を補填する代理受領制度の運用が新たに始まるということです。
これまでは、建物の所有者が全ての工事費を事業者に支払っていましたが、「最初から大きな金額を用意するのは大変」などの声が上がったことを受け、利用者の負担軽減に向け新設しました。
市は7日から今年度の補助申請の受付を開始します。
